AVANI
インド, ムガ蚕, エリ蚕, 天蚕、野蚕、ワイルド シルク、草木染め 
手機織り手紬ぎ
 

機織り
村の人々の収入は、男性が都市部で働いて仕送りしてくるお金だけでした。もちろん定期的に送られてくるとは限りません。村に残る女性と子ども、そしてお年寄りは牛を飼ったり畑を耕したり、自給自足の生活をしていました。

 

もともとこの地帯は機織りの村で、これにヒントを得たラシュミは手作りのショールを製品化し都市部で売ることで、彼らにとって新たな収入源になると考えました。

生態系を壊さず、自然と人間が共存するなかで、伝統技術を用いた製品を作りたい。

手紬ぎ、山の草木を使った草木染め、機織り・・・。全ての行程において人の手によって作られたショールは、村の人々の心の温もりが伝わってくる一点物。

ショールを作り、副収入を得ることで、女の子を学校に送ることができる家庭が増えました。

作る人も、着る人も嬉しいショール。きっと今も、村では機織りの音が鳴り響いていることでしょう。

職業訓練


 


手紬ぎをする村の女性

ムガ蚕とエリ蚕で
作られたショール