インドNGO AVANI
インド, 天蚕、野蚕、ワイルド シルク、草木染めのショール、ストール、マフラー 

インドのNGO AVANI
 

AVANI(アヴァニ)は、ヒマラヤの麓、インド・ウッタランチャル州で山岳部に住む人々と共に活動を行うNGOです。「自然との共生」をテーマに、村に住む人々の生活向上プロジェクトを行っています。

 
  AVANIの出発点は、インド・ラジャスタン州のNGO「The Soil Work and Research Centre」から始まりました。このNGOで、電気の通らない村に太陽光システムの導入を行っていた、ラシュミ(Rashmi Bharti)とラジュニッシュ(Rajnish Jain)によって、1996年、このNGOの支部としてインド・ウッタランチャル州トリプゥラデヴィ(Tripuradevi)に設立されたのがAVANIでした。  

ラシュミとラジュニッシュ
 
 

AVANIが活動を始めた1996年当時、山岳部の村には政府からの電気が通っていませんでした。その為、ラシュミとラジュニッシュは自分たちが培ってきたソーラーシステムの技術を村の人々に提供し、現在では5つの村に住む約1700世帯が、持続可能なエネルギーの恩恵を得るようになりました。

また、男性が都市部で働き、村に残される女性のために、副収入を得るためのプロジェクトも行っています。もともと機織りの伝統が残るこれらの村で、野生の蚕の手紬ぎ、草木染め、そして機織りといった職を提供することで、女性たちは副収入を得ることができ、村の人々の生活に活気がでてきました。また、女の子を学校へおくる家庭も増えました。

AVANIが村の人々と共にプロジェクトを始めてまだ10年。これからも「自然との共生」をテーマに、AVANIは村の人々と共に活動を行っていきます。